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夕空にグッドパイ [misc]


今、レイモンド・チャンドラーの『ロング・グッドパイ』を読み始めている。
真っ先に読んだのは、村上春樹さんの訳者あとがきだったりする。

『長いお別れ』(清水俊二 訳)も結構ぶあつかったけど、
こちらは、さらに重量感があります。清水さんの訳と、どう感じが変るのかが楽しみです。
清水俊二さんと言えば、僕は、『チャップリンの独裁者』のビデオを見ているときに、
その名前を始めて知りましたが、もの凄い沢山の映画の訳をしているんですね。
http://movie.goo.ne.jp/cast/548/index.html

村上春樹さんの訳者あとがきで、『ロング・グッドパイ』と『グレート・ギャツビー』
の比較なんかが書いてあったから、つい、また並行して、
『グレート・ギャツビー』(村上春樹訳)も読み返している。
最初に読んだ時は、言葉の使い方や、新しさに目を奪われて、
じっくりとは味わえなかったけど、一度読んでしまった後に、
気に入っていた所を読み返すのは、幸せな時間である。
この作品の素晴らしさが、じわじわと分かってきた気がする。

3月27日のNHKの番組『』ロフェッショナルプ
は、何と宮崎駿! 新作映画の情報も期待できるため見逃せません。
http://www.ghibli.jp/10info/003616.html#more


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Mercedes

近頃は本屋に行って「あっ 春樹ちゃんの本出てんだ・・・」と言う事があって全然ファン失格なんですが、mironさんのお話で知って良かったです。情報ありがとうございます。
ギャッツビーは以前読んだので、今度はこちらをネットで買って読みたいです。丁度今朝の「ブックレビュー」で『カラマーゾフの兄弟」の新訳が出て読みやすくなった、と言うお話が出て
・・・以前春樹ちゃんのHPでこの本を”読破”したら同盟に入れたなぁ~なんて昔の事を思っていました。今度の本なら”読破”できるかも・・・知れません。
by Mercedes (2007-03-18 09:12) 

miron

☆カラ兄は、高校、大学時代に読んでとても感動したのですが、結構読み返すのにパワーがいるので、もう随分と読んでいません。
最近、新訳の文庫本が字も大きくて読みやすそうだなぁと、ちょっと手にとったりして、さいさんチェックをしているのですが、いまひとつ踏ん切りがつかなくて(結構大作なので)、ずるずるとしています。ロング・グッドバイ読み終わったら、挑戦しようかなぁと、思いました。
by miron (2007-03-18 13:28) 

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