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将棋の駒をみて、ふと気になったことなど [言葉]

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将棋の駒を久しぶりに眺めていて、ふと、ある事が気になった。
「なぜ、歩兵の裏側に書かれている文字が、"と"なのだろうか?」

Wikipediaで調べてみると、以下の4つの説が紹介されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E9%87%91 から引用)

(1)「歩」は「止」を2つ合わせた字で「止」の略字は「と」であるから、
歩の成駒の「と」は前身が歩であることを示すため、
「止」の字を略して「と」と表示したという説

(2) ひらがなの「と」に見えるが、
実際には「金」を崩した文字であるという説

(3)「金」と同じ読みの「今」(きん)を崩した文字であるという説

(4)登金の略字であるという説

どうやら、これだとうい定説は無いようだ。
それならと思って、僕も一つ考えてみた。

☆「いろはにほへと」による言葉遊び。
 「ほへ」(歩兵)の次だから、「と」になる。

さて、将棋が日本に伝来した時期についても諸説あるようだが、
文献に出てくるのは、平安時代の、1060年前後のことらしい。
対して、「いろはにほへと」が文献に出てくるのは、
1079年の『金光明最勝王経音義』らしい。
ほぼ同時代だから、可能性としては少しあるかなぁ?

そういえば、マンガ「あさきゆめみし」の、
クライマックスにでてくる「いろはにほへと」の歌も、
源氏物語とよく響きあっていました。

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sknys

mironさん、こんばんは。
新聞の「名人戦」を読んだり「詰め将棋」を解く程度のファンですが、
「歩兵」を「T三」と表記した駒を見たことがあります。
未だに略字なのか記号なのか判然としない。
《「ほへ」(歩兵)の次だから、「と」》というミロン説は面白いなぁ。

「箱入り娘」という囲いがあるそうです。
そのココロは‥‥「手が着くと早い」^^;
囲うのは「王女」ではなく「王将」なんですが‥‥。
もしチェスの「女王」のような駒があったら、将棋はどうなるのかな?
by sknys (2008-11-08 18:32) 

miron

☆sknysさん、こんにちは。
「歩兵」を「T三」と表記した駒は興味をそそられました。
ちょっと調べたり考えたりしてみましたが、
良く分かりませんでした。いつか分かりましたら、是非教えてください。
「箱入り娘」は、上流棋士が指すと面白いですね。

チェスは、僕は初心者なのですが、
「女王」のような駒があったら、将棋はどうなるのか、考えてみました。

チェスの「女王」は、最強の駒なので、
女王どおしの交換じゃなくて、万が一取られると、
もうその時点で負けた!ということになるのですが、
将棋だとその上に、相手の持ち駒になるので、
将棋に、クィーンがあると、クィーンを相手に
取られた時点で、勝負が決まってしまうような気がします。

また、交換にしても、クィーンが、自分の陣地に
いきなり打ち込まれるとなると、いきなり終局となりそうで、
やはり、将棋にクィーンのような駒は馴染まないでしょうね。

でも、仮に「と金」がクィーンになるとすると、
チャーリーエンジェルの様な、
凄い女性の戦いが繰り広げられそうで楽しいかも。

by miron (2008-11-09 17:27) 

case display flag

I
by case display flag (2008-12-04 08:07) 

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