ラストダンスを踊らなかった真犯人 [misc]
今更、こんな話題を書くのは何なんだけど、まぁやむを得ない事情がありまして、
この話題について、思い出しながら書きます。
(そのあたりの事情は、前々回書いた『ラストダンスの悲劇』をご覧ください))
今年の正月に3夜連続で放送された古畑任三郎ファイナル。
http://wwwz.fujitv.co.jp/furuhata/index2.html
『横溝の悲劇』見たいな、味わいのある第1話、
イチローが攻投守走+演の技を見せて話題を呼んだ第2話、
そして、松嶋奈々子さんが、TVドラマの脚本家の二役を演じた第3話『ラスト・ダンス』
どれも、とても面白く、見ごたえ十分でした。
であるのだけど、何となく物足りなく、
どうして、これでこのシリーズは最後なんだろうと思いませんでしたか?
古畑さんを演じる田村さんの意向はあると思いますが、
物語として最終回にしようとしたら、
古畑任三郎が引退するとか(この設定は前にあったか)、
どこか遠くへ行ってしまうとか、
あるいは、生涯のライバルと最高の死闘を繰り広げるとか、
そういうのが、普通の最終回ではないだろうか?
(続編を作っても良いような含みはもたせるとしても)
この最終話は、古畑さんが松嶋奈々子さんと、ラストダンスを踊って、
忘れないでだから、最終回。
果たしてそれだけだったのだろうか?
私は推理する。
この話の犯人は、三谷幸喜さんが演じる役だったのではないかと。
『警部補 古畑任三郎』の脚本を書いている脚本家が逮捕されたので、
古畑任三郎は終わりなんだと。
松嶋奈々子が演じていた、出たがり屋と恥ずかしがり屋の二役。
これは、三谷さんの二面性を描いていたのでないかと。
だから、ドラマの最後で古畑さんとラストダンスを踊るべき真犯人は、
三谷さんだったのではなかったのかと思う。
お二人とも長い間ご苦労様でした。
お二人の今後の活躍を温かく見守ります。
追記。
ドラマ中、プロデューサーに「主役が台詞を覚えきれないから台詞を減らして欲しい」
みたいなことを言われて、完璧な脚本を手直しさせられる松嶋さんの姿を見て、
三谷さんが手がけた、あのドラマのことを思い出しました。ニヤリ。
ダンスがすんだ!
VAIOとラストダンスにならなくて良かった。笑。
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